

過去のプロジェクト(好川忠延建築設計事務所 所員時代)
1985~2001年 好川忠延建築設計事務所 在籍
好川忠延 経歴 https://www.jcarb.com/Portfolio00003448.html
1961年9月 坂倉準三建築研究所 入所
1969年10月 組織改組により(株)坂倉建築研究所 所員となる
1976年5月 (株)坂倉建築研究所取締役
1978年6月 同研究所 退所
1978年7月 好川忠延建築設計事務所設立
代表作 橿原商工経済会館・芦屋市立宮川小学校・虚子記念文学館(すべて担当:吉岡)
田中邸移築工事・大張山龍正寺庫裏修理補強工事
坂倉準三 経歴 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E5%80%89%E6%BA%96%E4%B8%89
1927年(昭和2年) - 東京帝国大学文学部美学美術史学科美術史卒業。
1931年(昭和6年) ル・コルビュジエの建築設計事務所に入る。
1936年(昭和11年) 帰国。パリ万博の日本館建設のため、再びフランスへ。
1940年(昭和15年) 坂倉準三建築研究所(現・坂倉建築研究所)設立
1964年(昭和39年) 日本建築家協会会長となる。
1969年(昭和44年) 68歳で没。正五位勲三等瑞宝章が贈られた。
代表作 パリ万博日本館・神奈川県立近代美術館・国際文化会館・東京日仏学院
伊賀市庁舎(担当:好川)・芦屋市民センター・ルナホール・新宿駅西口広場
私は芦屋、神戸方面の設計が多く、官庁50%、民間50%で毎回違う用途の設計を担当しました。

01
今井町南口門復元及び生活広場整備
Data
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設計:好川忠延建築設計事務所
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担当:好川忠延、吉岡昌一
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竣工:2001(平成13年)
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用途:公園計画
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構造:木造
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階数:地上1階
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建築地:奈良県橿原市
Message
今井町は周囲に濠を巡らせた寺内町が当時のままよく残っている環濠集落であり、伝統的建築群保存地区に指定されている。16世紀後半に信長の命令により南口門は取り壊され、濠は道路に変わっている。生活広場の整備にあわせて、当時の濠、門を復元し隣の保育園の通用門にも使えるように計画した。
02
芦屋国際ローンテニスクラブ
Data
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設計:好川忠延建築設計事務所
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担当:好川忠延、吉岡昌一
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竣工:2000(平成12)年
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用途:クラブハウス
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構造:鉄筋コンクリート造+木造
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階数:地上2階
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延べ床面積:410.56㎡
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建築地:兵庫県芦屋市
Message
歴史と伝統のある芦屋公園のクラブハウスである。芦屋公園は芦屋川沿いにある風致地区である。クラブハウスは一種のカジュアルさと軽さが求められる建物である。この建物はシャワー室などの水回りのみコンクリート造とし木造ののびやかな屋根を架けた。コートに面してテラスを造りここから観戦できる様計画した。駐車場は前面道路から少し下げて計画し周辺植込に車が隠れて景観を阻害しない様配慮した。






03
虚子記念文学館
Data
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設計:好川忠延建築設計事務所
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担当:好川忠延、吉岡昌一
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竣工:2000(平成12)年
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用途:文学館
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構造:鉄筋コンクリート造
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階数:地下1+地上2階
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延べ床面積:567.18㎡
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建築地:兵庫県芦屋市
Message
本の近代俳句を確立した高浜虚子を記念する文学館である。 虚子のお孫さんが提唱し寄付による事業活動を行って会館を建設することとした。遺品、資料等の展示と関係図書の閲覧、研究活動、俳句の実践活動などの活動を行うことを目的としている。小さいけれどもいきいきとした活動の拠点としたと考えています。周辺の建築との関係も有るが、虚子のもっとも活動した大正、昭和の初期スパニッシュ様式を取り入れることとし、落ち着いた、雰囲気の建物にした。



